純子
蜜柑
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「たんぽぽのおかあさん」のあらすじ
それでは、早速「たんぽぽのおかあさん」のあらすじについて見ていきましょう!
あらすじ
生れたばかりの小さな子猫は、ある日、1本のたんぽぽの根元で目を覚ましました。
初めて目にしたたんぽぽを、子猫は自分の「お母さん」なのだと思いました。
その日から、子猫とたんぽぽは親子になりました。
子猫は、お母さんに遊んでもらいながら、面倒を見てもらいながら、守られながら、すくすくと大きく育っていきました。
ある日、お母さんの黄色いお花が、真っ白な綿毛に変わったかと思うと、そのままふわふわと、どこかへ飛んでいってしまいました。
慌てて追いかけた子猫がたどり着いた先は、一面に広がる大きなたんぽぽ畑。
どのたんぽぽもお母さんのように見えますが、その中に、子猫を育ててくれたお母さんの姿は見当たりません。
たんぽぽ一輪一輪に尋ねても、みんな子猫のお母さんではないと言います。
子猫はついに泣き出してしまいました。
そんな子猫を抱き上げたのは、子猫の新しい「お母さん」なのでした。
純子
「たんぽぽのおかあさん」の見どころは?
「たんぽぽのおかあさん」の見どころは、なんといっても子猫がたんぽぽ畑で自分のお母さんを探すところです!
この絵本のイラストを描かれているのは、いもとようこさんという方。
非常にふんわりとしたタッチで温かみのある絵を描かれる方で、きっと皆さん一度はいもとようこさんがイラストを描かれた絵本を読んだことがあるかと思います!
そんなかわいらしいタッチで描かれた子猫が、今まで優しいお母さんと2人だけで過ごしてきた無邪気な子猫が、綿毛となったお母さんの後を追って、たどり着いた先のたんぽぽ畑で、知らないたんぽぽ一輪一輪に「ぼくのおかあさんですか?」と涙ながらに聞いて回るわけです……。
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お母さんがいなくて、不安で心細い子猫の気持ちを想うと、読んでいるこちらまで思わず涙がこみ上げてしまいます……。
子どもの頃、迷子になってしまった経験のある方は、お母さんがいなくなって焦る子猫の気持ちがますますよく分かるかもしれませんね。
「たんぽぽのおかあさん」のココがエモい!
「たんぽぽのおかあさん」のエモポイントは、ズバリ「『植物』と『動物』という異なる種族の間に生まれた絆」です!
当たり前ですが、たんぽぽという植物から、子猫という動物は生まれませんよね。
しかし、それでも子猫は、初めて目にした「たんぽぽ」という存在を、自分のお母さんであると認識しました。
また、たんぽぽもそれを否定せず、子猫に対して「わたしがおかあさんよ」と優しく言葉をかけてあげます。
花と猫という、まったく違う種類の生き物だけれど、2人でともに日々の生活を送る中で、「親子」というかけがえのない絆を育んでいったのだと思うと、とても尊いものを感じますね。
どんな生き物同士でも、ずっと一緒に過ごしていれば、種族の壁を超えた特別な関係が生まれるのだなと思います。
「たんぽぽのおかあさん」はどんな人にオススメ?
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- 温かいお話でホロリと泣きたい人
- 読み聞かせ用の本を探しているお父さん、お母さん
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まとめ
以上、「たんぽぽのおかあさん」の紹介でした!
本当にとても温かくて優しいお話で、「親子の絆」が感じられる、素敵な絵本になっています。
「かわいい絵本が読みたい!」
「絵本でちょっと泣いてみたい」
「子どもの読み聞かせ用にどんな絵本を選ぼうか悩んでる」
そんな方はぜひぜひ、「たんぽぽのおかあさん」を手に取ってみてくださいね!
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